バイナリーオプション＝危険という単語がネット上に先走っているようなのでリスクと危険性についてまとめてみたいと思います。
日本業者で口座開設をする場合は、その時にお金を失う事等のリスクについて叩き込まれます。 ある程度為替に関して理解があるのかの長いテストがあります。 免許を取得する時に嫌というほど事故映像を見せられるのと同じです。
ところが、海外のバイナリーオプションはその説明が十分にされる事なく取引を開始する事が出来てしまいます。
事前にリスクを理解しておきましょう。
リスクや危険性は少ないのがバイナリーオプション
バイナリーオプションはシンプルなので、FXよりも簡単に始められる事が人気の理由です。
実際、FXに興味を持ったが専門用語が多く挫折してしまった方がバイナリーオプションで徐々に為替チャートに慣れてFXに再度興味を持つという方も多いようです。
そういった意味でも初心者にはバイナリーオプションはオススメなのです。
では、リスクや危険というとどんな事が考えられるでしょうか
初心者でも簡単に出来るのと初心者でも簡単に儲かるというのは違います。
何も考えずに始めるなら、最初のうちは丁半博打のギャンブルに近いです。
10万円購入して予測が外れれば10万円の損失です。
FXの場合は、リスクへの理解が足りないと大きな損失を被る事がありますが、バイナリーオプションの場合は入力した金額を失う可能性があるという、ただそれだけです。
つまり、基本的にバイナリーオプションは、リスクが少ない為替取引なのです。
では、リスクや危険性は少ないはずなのに「バイナリーオプションは危険」等という過激なタイトルを見かけるのは何故なのか？
理解不足から生じるリスクについて紹介します。
出金時のトラブル
「最初に10万円入金して2万程負けてしまい残りの8万円を出金しようとしたが拒否された」等の出金トラブルでの不信感も取りざたされています。
原因は大きく2つあります。
身分証などの本人確認が海外の場合は後回し
日本の業者の場合、お金を失う事のリスク確認を散々した後に身分証の提出・住所で確認など口座開設の前段階で本人確認があります。
しかし、海外業者の場合は後回しでも入金して取引を始められてしまう為、この作業を後回しにしておいた人が出金しようとした段階で、本人確認がなかなか進まない＝出金渋りと疑ってしまうケースがあります。
海外業者の場合は、全ての確認を電子書類（身分証やクレジットカードの写真など）で済ます為、本来は本人確認の郵送が必要な日本の業者よりも楽なのですが、不慣れな場合は出金時期に重なり非常に面倒に感じてしまいます。 これは登録と同時に済ませておけば回避できます。
※例えばハイローオーストラリアは、入金前に本人確認を済ませるように変更となりました。 徐々にトラブルの無いように改善されているのです。
提出書類が厳しすぎるサイトも
多くのサイトは身分証の裏表と、クレジットカードの裏表（一部隠してOK)の画像程度で、厳しめの所だとプラス公共料金の領収書といった2点～3点でOKですが、極まれに厳しい書類提出を求められるパターンもあります。
例えば以前運営されていた業者の一つでは、身分証などを送った後に、
有資格者（公証人等）による本人確認資料の認証（原本確認と写しが真正であることの証明）を受け、住所確認資料の原本と併せて当社宛てに郵送するものとする。
とあります。 有資格者（公証人等）による本人確認資料の認証なんて、どうやって取得するのか調べるのも面倒なくらい面倒な書類で、その書類が本人であると第三者に証明してもらうべく、お近くの公証役場で作成してもらいに行かなくてはなりません。
さらに、英文にする必要があり、その書類作成に1万円くらいかかるようなのです。 これは後で知ればトラブルの原因になりますね。
これは悪徳業者と言ってよいでしょう。 海外業者の場合はその国の審査なのでこのような業者でも運営が出来てしまうのです。
しかし、これらはごく一部です。 評判もそうですが少なくとも当サイトで紹介している業者であれば、リスクや危険はありません。
ボーナス条件を満たしていないケース
入金時にボーナスを受け取っていた場合、出金する場合はボーナス額×30の取引等の条件が発生します。 10万円入金して5万円のボーナスがついたら15万円。そのまま出金したら5万円儲け！なんていう美味い話は無いのです。
こういったキャッシュバック・ボーナスはバイナリーオプションに限らず海外のネットサービスでは御馴染みの光景ですが日本ではあまり馴染みが無い為、こちらも「出金拒否」というトラブルにつながります。
この場合は、使っていないボーナス分をまずキャンセルできるかの確認（サイトのサポートによる）から始まり長丁場になります。
出金渋りは実際にあるのか
さらに追い打ちをかけるのが、「出金しぶりは実際にある」という事。
これこそ業者によりけりですが、電話サポートがある業者から「何で出金するの？」と理由を尋ねられた事があります。
出金渋りというと誤解を生みやすいので営業活動といった方が分かりやすいかもしれませんね。 逆もしかりで熱心な営業マンは「手法を教えるから入金して」と入金を促進するような営業もしてきます。
「ぶっちゃけ入金の何パーセントかが僕に入るんだ」と某業者の営業担当者が言ってました。 つまり、「出金しないでもうちょっとやって欲しい」という営業活動です。 余談ですが生命保険が満期を迎えて解約しようとすると、とんでもなくしつこい勧誘を受けます。これよりはマシです。
メールの返信も時差があったりそもそも外人はルーズなので遅かったりしますが、最終的に出金がされなかった。というケースは実際殆ど無いのではないでしょうか。
出金がされないという書き込みはよく見かけますが、「出金されないと思う期間」は必ず生じますのでこの辺を理解しておくと危険と判断するまでに余裕が出来るでしょう。
ただ、これも利益が100万円以上出ている・勝ちまくって仕方ないという限られたユーザーのみの話です。10万、20万程度の利益でこういう話は聞いた事がありません。 これは、逆に「知識があれば利益が出る」事の証明・報告でしかなく、稼ぎつくしたら次のサイトに移ろうという考え方をすればよいだけなのです。
理解不足によるトラブル
ボーナス条件等は複雑ですが、それにしてもバイナリーオプションで損失を出してその足で消費者センターに駆け込むというのは不思議な現象だなと思い、なぜトラブルが起こるのかを考えてみました。
簡単に稼げるという広告内容が過剰すぎる
バイナリーオプションという単語が一気に広まったのはGMOクリック証券の外為オプションがブームになった時が第一期。
第二期が2chまとめサイト等で実際の掲示板の書き込みのような広告が出回りました。 この時の広告がひどかった。 たった1分で100万稼いだとか1000万稼いだとか、言いたい放題でした。
今でも簡単に稼げると錯覚するような内容の広告を多く見かけますが、現在は稼げなかった時の怒りの矛先がその手法の販売者に向かうのに対し、昔は「バイナリーオプション＝よく分からないけど稼げる」という広告が多かったので、結果、「バイナリーオプション＝悪い・危険」というイメージがついてしまったのです。
基本的に海外業者の対応はスムーズではない
これをいったらおしまいみたいな所がありますが、逆に考えてみてください。
飲食店でもどんなジャンルでも、日本の接客・対応・サービスは世界一だとよく耳にします。 海外のサービスは適当だなと思う場合があります。（世界は広いので常識が様々という意味です） 旅行をよくする人なら分かると思いますし、普段から海外業者でネットショッピングをしていたり、コスト面から海外サーバーを利用したりと普段から海外業者のインターネットサービスをよく利用すれば分かります。
日本のサービスが当たり前に感じていると、海外業者の対応は酷過ぎる！と思うかもしれません。 海外業者は適当なのでこちらもある程度適当に返答を待つ必要があります。
これもリスクの一つとして理解しておく必要があります。
無責任な書き込みだけが残る
例えばAさんが出金に3週間の日々を要したとします。 2週間くらい経った頃に「遅いな」とイライラしてメールしたがその日は返信が無かった。 「これは詐欺だ！」と意気揚々とネットに書き込んだとします。
その後無事出金されたとして、その人が必ずしも「早とちりでした。無事出金できました」と書き込みをするとは限りません。 いや、むしろ安心してそんな無責任で過激な書き込みをした事さえも忘れているのではないでしょうか？
するとどうでしょう？
ネット上にはAさんが出金できなかった。 という書き込みだけが残り続けるのです。
バイナリーオプションのリスクと危険性まとめ
まずは、数分で大金を稼げるというような感覚で挑まないようにしましょう。
>>バイナリーオプションは負けにくい・・のに負けるのはなぜか？
ボーナスを受け取らず10万円分1度に購入すれば、数分で7万円程稼げる事もあります。 50万円なら35万円ゲットです。 上限がそのくらいのサイトもあるのでここまでは現実としてあり得ます。 しかし、50万円を失うリスクもあるという事です。
現在は「危険」という単語の方が先走りすぎているようにも感じます。
初心者が最初に為替取引に手を出す場合、リスクだけでいえばFXの方が高いです。
スイスフランショックやトルコリラの下落なんかが特にそうでしょう。
予期せぬ展開で一瞬で600万円の損失が・・なんてキャプチャー付きの書き込みも多く見られました。
バイナリーオプションではそのような事は一切なく、想定以上の損害を出すことはなく、利益を出しても出金できなかったというケースは今の所一件もないのです（出金条件を満たしていない・後に出金出来ているケースが殆ど）
上記の予備知識があれば何も心配する事はありません。
